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インプラント治療とは、歯が失われた部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、それを支えとして人工の歯を固定して、噛み合わせを回復させる治療法です。
従来は歯を失ってしまった場合、入れ歯やブリッジなどで抜けたところを補ってきましたが、硬いものがうまく噛めない、発音がおかしい、外れやすいなど、様々な問題が生じてきました。
インプラント治療のメリットは、固定性でガタつきが無く、しっかりと噛め、歯茎が痩せてしまうことが無い事です。また、見た目の審美性にも優れています。
埋入後もケア・定期検査を行えば、半永久的にご利用いただけます。
インプラントの歴史は古く、紀元前から始まっていたと言われ、貝殻、サファイア、鉄、ステンレス、アルミニウムなど多様な素材が使われ、どれも良好な結果が得られずに淘汰されていきました。
しかし、1965年にスウェーデンの学者で応用生体工学研究所所長のペル・イングヴァール・ブローネマルク教授(1929-2014)が開発したチタン製のインプラントが、おどろくべき成果をあげました。
最初に治療を受けた患者さんは、亡くなるまでの40年以上最期までインプラントは機能し、後遺症も無かったと報告されています。これはチタンが骨と結合するという特質をもっていたからです。
チタンは生体親和性が非常に高く、人体へ入れる人工関節、人工心臓、ボルトなどの素材としても広く使用されており、純チタンでアレルギーを起こす事は、ほとんどありません。(当医院はスクリュー型の純チタンを使用しております)
当院では、この安全で予知性の高い『ブローネマルクシステム』を採用しています。
インプラント治療は、従来の入れ歯治療やブリッジと比べ、様々な利点がある事で注目されており、当院でもインプラントの症例数や埋入本数は年々増えています。
当院では、診療室とは別に手術室を完備し、徹底した衛生管理のもと、熟練した技術をもって対応させていただいており、患者様に安心して治療を受けていただけるよう心がけています。